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相続法

1 :agent◆bGmJzgr3/6 : 2008/04/15(火) 21:46:49 ID:9Um07ZBU
相続法

[1] no name - 2007/01/20 23:00 No.690
690.txt - (4 KB)
・2005年相続法
・法経学部法学科
・担当:金子
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<注意事項>
・書き込みのない指定六法(コンパクト六法、デイリー六法、司法試験用六法、ポケット六法、小六法、六法全書の6種類)のみ
持ち込み可。
・現代語化された民法典の条文の載っている追録の持ち込みも可とする。なお、現代語化直前の民法典が掲載された六法(平成17
年度版六法の本体)を使って解答する場合には、解答用紙の冒頭にその旨書いておけば、採点時に配慮する。
・配点の50〜60%を第1問及び第2問に、残りを第3問に、それぞれ割り振る予定である。
・問題順に解答すること。

第1問 次の(1)(2)の両方について、計算式を明示し、かつ、その計算の意味につき簡単に解説を加えつ
つ、解答しなさい。

(1) 被相続人Aが死亡し、Aの相続が開始した。Aの相続人は子BCDの3名であり、BCDの法定相続分はそ
れぞれ3分の1である。
 Aは総計で9000万円(相続開始時の評価額)の積極財産を残し、債務は一切残さなかった。Aは右の相続財産
の中から、Bに対して、1500万円相当の絵画(相続開始時の評価額)を遺贈していた。またAはその死亡の5
年前に、Cに対し、当時4500万円の価値のあった株式を贈与していたが、その株式の価値は相続開始時には3000
万円に下落していた。なお、いずれの処分についても、持戻免除の意思表示(民法903条3項)は特になされてい
なかったものとする。
 その後、BCDの3名で遺産分割の協議をしたが、協議が調わず、家庭裁判所に遺産分割審判(民法907条2項)
が請求されることになった。
 このとき、BCDに対してそれぞれいくらを割り当てる遺産分割審判がなされるべきか。但し、相続開始時と審
判時との間に、相続財産を構成する個々の財産の評価額は一切変動していなかったものとする。

(2) 被相続人Aが死亡し、Aの相続が開始した。Aの相続人は子BCの2名であり、BCの法定相続分はそれぞ
れ2分の1である。
 Aは総計で500万円(相続開始時の評価額)の積極財産を残し、債務は一切残さなかった。Aは、その死亡の3
年前に、Bに対して、当時1200万円の価値があった絵画を贈与し、また死亡の5年前に、Cに対して、当時2700
万円の価値があった株式を贈与していた(いずれについても、持戻免除の意思表示はなされていなかったものと
する)。右の絵画と株式の価値は、相続開始時にはそれぞれ1000万円と2500万円になっていた。
 以上のほかに、Aはその死亡の半年前に、妹であるSに対して、5500万円の価値のある土地を贈与しており、
相続開始時にはその土地は6000万円に値上がりしていた。
 このときに、BCの各々は、みずからの遺留分を充足させるために、誰に対してどのような請求をすることが
できるか(あるいはできないか)。


2 :agent◆bGmJzgr3/6 : 2008/04/15(火) 21:47:01 ID:9Um07ZBU

第2問 次の(1)(2)の両方について、(1)は5行以内で、(2)は10行以内で解答しなさい。

(1) 相続欠格の宥恕の可否について  (2) 後継ぎ遺贈とはどのようなものか

第3問 次の(1)(2)の両方に解答しなさい。

(1) 事実上の相続放棄とは何かを簡単に説明し、その上で、民法938条以下で規定されている(本来の)相続放
棄と、事実上の相続放棄との相違点について、まとめなさい。

(2) 相続放棄及び遺産分割協議が詐害行為取消権の対象となる「財産権を目的とする法律行為」(民法424条2項
参照)にあたるか否かについて、昭和49年判例(最判昭和49年9月20日)と平成11年判例(最判平成11年6月11日)
はそれぞれ次のような判断を下している。それらを熟読した上で。両判例の結論及び理由づけに対するあなたの
賛否と、あなたがそう考える理由を述べなさい。なお、どのような立場を取ってもよいが、解答に矛盾が含まれ
ないように心がけること。

・最判昭和49年9月20日 (民集28巻6号1202頁):
「相続の放棄のような身分行為については、民法424条の詐害行為取消権行使の対象とならないと解するのが相
当である。なんとなれば、右取消権行使の対象となる行為は、積極的に債務者の財産を減少させる行為であるこ
とを要し、消極的にその増加を妨げるにすぎないものを包含しないものと解するところ、相続の放棄は、相続人
の意思からいっても、また法律上の効果からいっても、これを既得財産を積極的に減少させる行為というよりは
むしろ消極的にその増加を妨げる行為にすぎないとみるのが、妥当である。また、相続の放棄のような身分行為
については、他人の意思によってこれを強制すべきでないと解するところ、もし相続の放棄を詐害行為として取
り消しうるものとすれば、相続人に対し相続の承認を強制することと同じ結果となり、その不当であることは明
らかである。」

・最判平成11年6月11日 (民集53巻5号898頁):
「共同相続人の間で成立した遺産分割協議は、詐害行為取消権行使の対象となり得るものと解するのが相当であ
る。けだし、遺産分割協議は、相続の開始によって共同相続人の共有となった相続財産について、その全部又は
一部を、各相続人の単独所有とし、又は新たな共有関係に移行させることによって、相続財産の帰属を確定させ
るものであり、その性質上、財産権を目的とする法律行為であるということができるからである。」

                                                以上


3 :agent◆bGmJzgr3/6 : 2008/04/15(火) 21:47:22 ID:9Um07ZBU
[2] no name - 2007/01/22 15:24 No.692
692.txt - (0 KB)
・2006年度相続法
・法経学部法学科
・担当:半田
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平成18年度後期相続法期末試験問題

第一問 Aが死亡した。Aには妻B、子C、Dがあったが、Cはすでに死亡し、E、F二
人の子があった。Aの死亡時の財産は、不動産甲(時価3000万円)、預金2000
万円、株券(時価3000万円)であり、それ以外に4000万円の負債が残された。

 (1) 上記設例で相続人各自の相続分はどうなるか。

 (2) AがDに自己の相続分の2分の1を相続分として指定した場合、他の相続人の相続
 分はどうなるか。

 (3) AがDに不動産甲を相続させるという遺言をしていた場合はどうなるか。

第二問 Aが死亡し、数千万円の預金があることが明らかになった。しかし、Aは生前誰
とも親戚づきあいをしておらず、相続人があるかどうか明らかでない。この場合どうした
らよいか。またAの最期をみとった近所のBはAの預金の一部を貰うことができるか。


4 :agent◆bGmJzgr3/6 : 2008/04/15(火) 21:47:36 ID:9Um07ZBU
[3] no name - 2007/02/02 16:57 No.714
2004 夏 金子
指定六法可
1 下記の1〜3の各テーマについて説明しなさい。目安として4〜6行づつかくこと 50点

@ 代襲相続・最代襲相続とはどのような制度か
A 遺贈と死因贈与との異動
B 公正証書遺言の作成過程において遺言者による口授が要求されている趣旨

2 遺産分割の効果に関する立法例として、宣言主義と移転主義の二つの立場があるといわれているが、まず、それぞれの言葉の意味を説明し、その上で、実質的に見て日本法がいずれかの立場を取っていると評価されるかを、条文だけでなく、判例の立場にも触れながら論じなさい。


5 :agent◆bGmJzgr3/6 : 2008/04/15(火) 21:47:50 ID:9Um07ZBU
[4] 管理◆EqmLl82s - 2008/04/15 15:53 No.912
相続法
1 名前:千葉大生は無記名提出 2008/01/29(火) 17:31:49 ID:ydO.1SKc
2003年度前期 民法V 本試験問題

2003年7月29日(火)1時限施行
担当:金子敬明

<注意事項>
・試験時間は80分。
・指定六法のみ持込可。
・解答の順序は問わないが、どの問題に対する解答なのかを明示すること。

第1問
 次の語句を説明しなさい。
  (1)相続分皆無証明書(相続分不存在証明書)
  (2)口授

第2問
 女性Aが子Bを出産した、という事例を念頭に置きながら、Bの法律上の実の父親を
定めるためのルールはどのようなものか、を、法律家でない人にもよくわかるように説明
しなさい(民法の規定のみならず、必要に応じて判例の展開にも触れること)。なお、人
をあらわすための記号(C、D、・・・)を適宜用いてよい。

以上


6 :agent◆bGmJzgr3/6 : 2008/04/15(火) 21:48:06 ID:9Um07ZBU
[5] 管理◆EqmLl82s - 2008/04/15 15:53 No.913
2 名前:千葉大生は無記名提出 :2008/01/29(火) 17:33:14 ID:ydO.1SKc
2004 夏 金子
指定六法可
1 下記の1〜3の各テーマについて説明しなさい。目安として4〜6行づつかくこと 50点

@ 代襲相続・再代襲相続とはどのような制度か
A 遺贈と死因贈与との異同
B 公正証書遺言の作成過程において遺言者による口授が要求されている趣旨

2 遺産分割の効果に関する立法例として、宣言主義と移転主義の二つの立場があるといわれているが、まず、それぞれの言葉の意味を説明し、
  その上で、実質的に見て日本法がいずれかの立場を取っていると評価されるかを、条文だけでなく、判例の立場にも触れながら論じなさい。


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